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平面のタティングレースから 抜け出すために悪戦している頃です。
上の部分が重なったりして、少しは平面的で無くなったと納得していたのでしょう。




まだ苦戦中ですね。
営業マンとして働きながらだった頃で、仕事に家事に勉強に必死で頑張っていた頃です。
作業はもっぱら営業先への移動時間でした。
家ではビーズ通しをしておかないと、翌日移動中に作れないのです。
勉強費用の捻出も、考えて公園で手弁当食べていた頃です。



っとこのあたりで、平面と立体を自由に使いこなせる状態になりました。
しかし、まだビーズタティングレースとしては課題が残るのです。
故生田光子家政大学名誉教授曰く【ビーズタティングレースとはピコにビーズが入ったから、ビーズタティングレースではなくてビーズがないと存在しないからビーズタティングレースなのである】には到着していません。



先生のビーズタティングレースとは・・・の部分が、やっと改善され代表的な苺模様のネックレスです。
ここにビーズが無ければ苺は存在出来ません。
平面は平面の自由があるのですが、表面と裏面という強制力も持っています。
立体は表面と裏面の両面仕立てで、自由奔放な動きが作れます。
立体の本質である「あるがままに作る」というのが好きです。
少し捻ることで生まれる空間を使って丸みを出したり、表裏を違えることで凹凸を出すなど、ビーズタティングレースならではの物作りをこれからもやっていきたいです。



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